消化器の一番出口とされる「肛門」のことを指す医学・解剖学用語で、ラテン語の「aus」に由来する。
正確に言えば「アヌス」は「肛門」を意味する名詞で、「アナル」は「肛門」を意味する形容詞であるため、部位の名称として使用する場合は「アヌス」のほうが正しく…「アナル」はその語尾に何らかの単語が付いて、その対象を限定したり属性を示す場合に使用する。したがって「アナルファック=◯」「アヌスファック=×」「アヌスに(ペニスを)挿れる=◯」「アナルに(ペニスを)入れる=×」ということになる。
ただし、「アヌス」は昭和時代あたりに一部のインテリ変態層の間でしか流通していなかったがゆえか、現在における認知度の面ではかなりマニアックなので、名詞として使用するときも、誤用を承知で「アナル」をチョイスしたほうが無難なのかもしれない。
なお、1980年代に大流行し、ドラマ化もされた人気漫画『ヤヌスの鏡』(作画:宮脇明子)をいまだ『アヌスの鏡』と勘違いし続けている中高年世代も少なからず実在する?