ブロックサイン用語集|バーのAtoZ

フリガナ: ぶろっくさいん

野球をはじめとするスポーツで、作戦または球種などを味方選手に伝達する際、敵側に見破られないため種々の動作を組み合わせて複雑にした合図のこと。

「合コン」と同様、「ハプニングバー」においても、この「ブロックサイン」は時おり(主に男性客の間で)「狙いを定めた “今宵の相手” への各人の円滑なアプローチ」を図ろうと導入されることもあるが、

・楽しすぎて、つい多用してしまいがちなので、 “相手側” からすれば挙動不審に見えてしまう

・四方からサインが飛び交うため、見逃しが多い

・お目当ての “相手” との会話に執心している輩は、やはりサインを見逃しがち

・サインが複雑なため、口説きに集中できない

・ “相手” を「ゲットすること」ではなく「サインが通ること」が第一となり、本来の目的を見失ってしまう

……etc.の「策士策に溺れる」パターンも多発するため、いざ使用するならば、万全の下準備(=事前ミーティング)を怠ってはいけない。

[例] “相手” が3人の場合:鼻を触れば「右側の女子」、ベルトのバックルを触れば「中央の女子」、左肩を触れば「左側の女子」、胸を横になぞれば「今日は気に入った子はいません」、あと口を塞げば「SOS」で、すべてキーは「左手首」。キーを触った直後のサインのみが “イキ” となり、それ以外はどれも空サイン。

鼻を触って、左肩を触って、左手首を触って、胸を横になぞってから、また左手首を触って、ベルトのバックルを触れば、

 「今日はあんまし気に入った子はいないけど、あえて言うなら中央の子かなぁ…?」

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