Vol.82 しょぼい「シモの法則」をしたり顔で語るおじさん
やほ〜〜〜っ! アイリで〜す♡
さてさて!
1.脚を頻繁に
組み替える女は欲求不満!
2.唇のかたちは
女性器のかたちと比例する!
3.酒を飲むと、
すぐ顔が赤くなる女は
シモの感度もいい!
4.足首の締まっている女は、
アソコの締まりもいい!
5.ほっぺたが赤い女は
アソコが臭い!
6.背の高い女は意外とドM!
7.(したがって)背の高い女は
スパンキング好き!
8.コーヒーを飲む女は
タバコも吸う!
9.タバコを吸う女は
貞操観念が薄い!
10.(したがって)コーヒーを
飲む女はヤリマン!
……etc.──飲みの席などで…
こんな風な昭和の香りが抜けきっていない…
「しょぼいシモの法則」
…をしたり顔で断言してやまないオジサンは、
Compliance(コンプライアンス)に
敏感(過敏?)な今の時代でも…
間違いなく一定数、実在する…よね?
オジサンだけじゃなく、
若い男性にだって…けっこういなくもない??
モチロン、まったく
「根拠に欠けた」
…都市伝説的な
失笑Revelのモノもあれば…
ほんのチョッピリだけは
「学術的な裏付けなり
統計学な背景なり」
…に基づいている…
(ような気がしないでもない)
お役勃ちっぽい(?)モノもあったりして…。
ただ、アイリは…“ハプバー”でも
「唇は薄いけど
アソコはビラビラ」
…だった女子にも、
「酒を飲むと
すぐ顔が赤くなるのに
エッチではマグロ」
…だった女子にも、
「(身長170㎝以上なのに)
スパンキングなんかされたら
百倍返しだわよ!」
…と公言していた女子にも、
「コーヒーは飲むけど
タバコは吸わない」
…女子にも出会ったことがあるので…
「例外もある!」
…ってよりは、むしろ
「例外がほとんど!」
…ってえのが実状…ってカンジかな(笑)???
でもね…アイリは、オジサンたちのそーいう
「乱暴で頑固な思い込み」
…を批判する気はありません♡
当たり前の話──
「思い込むのは勝手」
…だから! そして、乏しすぎる実体験や
又聞きだけに頼った、その手の愚直な博学を
聞くぶんには…アタシは案外嫌いじゃないから。
それを実際にエッチでヤラれたら
さすがにウザイけどね…(笑)!
無神経&無防備だからこそ
「玉石混交」
…に、なんの疑念も障害もなく
「最短距離」
…でたどり着いた
この手のLogic(ロジック)は…時おり
「真理を突いている」
…ことだってあるからです♡
そう言えば…冒頭に挙げた
「10の法則」
…のうちの3つくらいを
淀みなく発言していた、
とある“ハプバー”で知り合った
50代のオジサンは…
こんなことも言ってました。
「そもそも
モテる必要なんて
ないんですよ!」
(少なくとも)外見的には「モテ」とは
縁遠いTYPEのオジサンだったので、おそらく
「自己完結的な弁明」
…だろう…と高を括(くく)って、
テキトーな相槌を打ちながら
聞き流していて──その理由も、
「だって、モテることによって、
直面しなければならないわずらわしさって、
間違いなくあるじゃないですか。
男同士の付き合いが疎かになったり、
つじつま合わせに面倒くさい裏工作をしたり、だとか…」
…と、案の定アイリ的には
「肩すかし状態」
…の凡庸なモノでしかなかったんだけど…
「そもそもモテる
必要なんてない!」
…という主張自体には、
なにか不気味な近未来性を
感じちゃったりもしたわけ…。
「そもそもモテる
必要なんてない!」
──コレは決して大袈裟じゃなく、
「モテることの完全放棄」
…とは、じつのところ人類…はおろか、
途方もなく長い年月をかけて培われてきた
「全有機物の生態系」
…までをも揺るがしかねない、
「これからの
新世代的な発想・概念」
…なんじゃないかな…と、そういった
「哲学的な思索」
…に、ふと浸ってしまった
アイリなのでありました♡
本気で「モテなくていい」のなら…
冒頭に挙げたような「シモの法則」に
執着する必要も…
さらには“ハプバー”にも
足を運ぶ必然性すらなくなっちゃう
わけなんだだけどね…(笑)?